効果てきめん!巡航速度向上のために意識したいことを大公開!

ロードバイクで巡航速度について考えた場合

多くのライダーはいかにして

大きなパワーを発揮できるようにしていくかが

大きな課題になっていると思います。

 

様々な情報でも効率の良いペダリングなど

力を生み出すことについては

非常に議論も盛んですが、

 

忘れてはいけないのは、

要素が生み出した出力を帳消しにしてしまう

抵抗についてです。

 

出力の向上でパワーを大きくしていきながら、

様々な抵抗を減らすことが出来れば、

目標の巡航速度の到達までの近道となるはずです。

 

そこで、今回はロードバイクの巡航速度向上に対する

様々な抵抗要素とその対策について紹介していきます。

あなたの努力を無駄にしていない?あらゆる抵抗と上手に向き合おう!

1.空気抵抗は最大の敵

ロードバイクに乗っていると最大の的と言われるのが空気抵抗です。

この空気抵抗はドラフティングの効果からも分かる通りに、

非常に大きなものです。

 

では、この空気抵抗を少なくする為に機材面では、

近年エアロバイクと呼ばれる空力に優れたモデルが

各メーカーの主力商品として研究が非常に進んでいます。

 

このエアロバイクの特徴としてはまず、

フレーム自体が非常に薄いことです。

 

また、そのようなフレームでも

確かな剛性を確保する為に、

使用するカーボンも非常に優秀なタイプが選ばれています。

 

そして、各メーカーがシートポストや

フロントフォークの研究にも力を入れているために、

従来ではストレートタイプが主流でしたが、

弓なりタイプスリットが入っているものなど

空力の向上を目的とした様々な工夫が施されています。

 

フレームと同様にヘルメットなども

空力に優れたタイプが数多く出ていますので、

選択肢が非常に豊富になりました。

 

その他にはライダーが身につけるウェア

やはり専用のタイプを利用すると、

体にフィットするので空気抵抗の削減に効果を発揮します。

 

2.侮るなかれ、路面抵抗とタイヤの関係

次にタイヤの選択も路面との摩擦抵抗を考えると

重要な部分になります。

 

特に今回のようにロードバイクでの巡行性能を意識した場合は、

現在主流になりつつある25C幅の

ワイドリム対応のタイヤは魅力的な選択肢となります。

 

では、ワイドタイヤが何故注目を集めているかというと、

今まで主流だった23Cタイヤの方が細くて

路面抵抗が少なく感じてしまいますが

研究の結果として25Cタイヤの方が

路面との設置面積が少ないので、路面抵抗は少ないとのことです。

 

しかし、実際に比較してみると

ライダー自身の脚質も大きく関係してくるので、

25Cタイヤの方が重く感じてしまい足に疲労がたまりやすいケースもあります。

 

このようにロードバイクの巡航速度を上げていくためには

自身の脚力を向上させるだけでなく

空気や路面抵抗など様々な抵抗要素と上手に向き合うことで、

より楽に速く走れることが期待できます。

 

せっかくご自身で生み出した出力なので

出来るだけロスが少なく走りたいものですね。